2017-11

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Ableton LiveでDJing その6 ~ピッチを合わせる 1~

さてDJといえばピッチ合わせですが、今頃ピッチあわせかよ!と言われるかもしれません。
なぜ最初に説明しなかったのかというと、これが結構面倒だからです。
ですが・・・実はLive 8の場合、自動で結構うまくいくので、ここまでの説明でなにげにプレイできていた人も少なくないことでしょう。

さて、Liveでサンプル(音楽ファイル)を読み込むと次の画面のように下の方に波形が表示されていると思います。Liveの基本的な操作はレッスンでもやって学習しといてください。

L017.jpg

右側の部分は波形で、左側のパネル部分を『ワープ・エンジン』と言います。Liveにおけるピッチあわせは、このワープを使って行います。

サンプルを読み込んだ後、データは自動解析され、デフォルトでは自動的にワープ処理が行われます。この自動解析は結構優秀で、読み込んだだけでも使えてしまうことが多いため、ピッチ合わせの方法はここまで説明してきませんでした。
ですが、キックが半拍ズレたり、微妙にズレたりしたことはなかったでしょうか?

サンプルを読み込んだ直後に、まず波形の先頭、つまり曲の頭の部分を見てみます。

L018.jpg

この例では実はそれほどズレてはいないのですが、最初の黄色い四角い印が、最初の音の始まりより手前にあることがわかります。Liveの自動解析は比較的優秀ではあるのですが、時々これが半拍ズレてたりすることがあり、それが曲同士のズレの原因になります。

テクノなど四つ打ち系の場合にはまず、最初の強音(キック)を見つけ、その位置から"ワープ"処理を行います。曲がフェードインしてくるものや、最初にリズムのないものでは調整方法がちょっと違いますので、これは慣れてからやってみてください。まずは四つ打ち系などで曲が1拍目のキックから始まるものを使って練習しましょう。

この作業を「ワープマーカーを打つ」といいます。

さて上記の例では音の始まりの部分に、すでにLiveが付けた▼マークがあるはずです。これを『トランジェントマーカー』といいます。マウスをこの上に持って行き、Windowsならば右クリックして、まず『1:1:1をここに設定』を行います。次に同じく、右クリックして『ここからワープ(ストレート)』を実行します。
ストレート、つまり曲の最初から最後まで速度が変わらない曲であれば、大抵はこの方法でピッチがあいます。
あっているかどうかを確認するには、メトロノームを聞きながら曲を再生してみます。クリック音にキックがきっちりあっており、最初から最後までズレがなければ完璧です。
もうひとつ確認する方法は、波形を少しズームアウトして数小節を見渡します。

L019.jpg

このように各小節と、四分音符の位置に強音(キック)が一致していれば、ピッチはうまく合っており、Liveで速度を変更して再生した場合に正しいBPMで再生されるようになります。

もし、曲がストレート(最初から最後までピッチが変わらない)なはずなのに、Liveがうまくピッチを検出してくれない場合には次の画面のように曲の最初と最後にワープ・マーカーを打ちます。

L020.jpg

つまり曲の最初と最後をワープ・マーカーではさんでしまいます。その上で、最後のワープ・マーカーを移動して、曲全体のピッチを調整します。この時、ワープ・マーカー間のBPMはSeg. BPMの所に表示されますので、参考にして調整します。
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Ableton LiveでDJing その5 ~プレイする~

では、どうやってプレイするかというと簡単です。
各オーディオトラックに音楽ファイルを載せます。左のボタンを押すと再生が開始されます。この、載せたオーディオファイルをクリップと呼びます。

この時、LiveはLiveそのもののテンポ(BPM)に合わせてプレイを行います。

L016.jpg

BPMは画面左上のところで設定しますが、この部分もMIDIコントローラにアサインすることができます。

Liveでは演奏するBPMは、あくまでもLiveの速度が基本となります。各クリップ(オーディオファイル)の再生速度は、このBPMに合わせて行われます。もちろんLiveのBPMにあわせないで再生することも出来ますが、DJプレイの場合にはBPMを合わせることが必要ですので、当然ながら「合わせる」機能は使います。
この機能をLiveではWARP(ワープ)といいます。

ここまでの説明ではWARPを設定していないので、適当にプレイするとドタるかもしれませんが、ちょっとやってみてください。

え?DJのやり方を説明していない?それは別なサイトを見るなり何なりしてください。普通にフェーダーとEQで繋ぐだけですから。

なお、音楽ファイルにMP3を使用して、これが認識されない、あるいは再生されない場合にはQuickTimeをインストールしてください。この問題はおそらくWindowsの場合だけだと思うのですが、LiveのMP3デコーダはQuickTimeのものを使用しているようで、WindowsのMP3デコーダでは動作しないようです。

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Ableton LiveでDJing その4 ~コントローラをアサインする~

ここまででてセットは組むことができましたので、最後にやるべきはMIDIコントローラをアサインすることです。
Ableton LiveでのMIDIコントローラのアサインは実に簡単です。
まず右上にあるMIDIボタンを押します。

L013.jpg

MIDIアサインモードではMIDIで操作可能な部分が青く表示されます。

L014.jpg

この状態で、設定したい箇所、例えばフェーダーならフェーダーをクリックし、MIDIコントローラーを操作します。するとLiveはMIDIメッセージを自動学習し、その操作をLiveに割り付けてくれます。
あとはこの操作を必要な箇所繰り返すだけでLiveがMIDIコントローラーで操作できるようになります。

なお、この操作はプレイ中でも行うことができるため、プレイ中にアサインがまずい箇所があった場合には、プレイを止めずに設定しなおすということもできます。

あれ?クロスフェーダーないの?と思われる方へ。デフォルトではクロスフェーダーは隠れています。右端の中央より下にいくつかボタンがあります。ここの "X" ボタンを押すとクロスフェーダーが現れます。

L015.jpg

この右端の小さいボタンは色々と重要です。何か間違えて表示されなくなった場合には、ここを押してみてください。
もちろん、クロスフェーダーにもMIDIコントローラーをアサインすることができます。クロスフェーダーにトラックをアサインするには各トラックの下の A B ボタンを使用します。クロスの左がA、右がBです。

ここまで設定したならばライブ・セットを保存しておきましょう。ただし、デモモード(オーソライズしていない状態)では保存できないので毎回同じ設定を繰り返さなくてはならないので注意してください。

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Ableton LiveでDJing その3 ~デッキを構成する~

環境が整ったので、いよいよデッキを構成することにします。ここでは次の方針でデッキを構成します。

ターンテーブル2台
3バンドイコライザー付きのDJミキサー


これに相当するものをLiveの中に作ってしまおうというわけです。
まず最初に不要なMIDIトラックを削除し、オーディオトラックを挿入します。Windowsならば右クリックでトラックの削除や追加ができますので、次の画面のようにふたつのオーディオトラックを用意します。

L008.jpg

Liveのセッションビューのこの縦の一列を「トラック」と言います。各トラックには上の方にスロットがあり、ここにクリップ(音楽ファイル)を入れることでプレイヤーとして機能します。いわば、ターンテーブルのようなものです。ひとつのトラック内では、ひとつのクリップしか再生できませんので、オーディオトラックをふたつ用意することでターンテーブル2台と同じように使います。
各トラックの下にはミキサーのようなツマミやフェーダーが表示されていますが、この部分はミキサーセクションといい、まさにミキサーとして機能します。
右側にあるのはリターントラック(A,B)とマスタートラックです。これは、このまま利用します。

まず各トラックのオーディオを調整します。中程に"Audio From"の項目がありますが、これは使用しないので"No Input"を選択します。
"Audio To"は"Sends Only"を選択します。その下にあるSendsのツマミA,Bは右へ回し切った状態にしておきます。ここまでのオーディオトラックの設定は次の画面のようになります。

L009.jpg

次に右のリターントラックとマスタートラックの設定を行います。

L010.jpg

リターンAは"Audio To"を"Master"に、リターンBは"Sends Only"にしておき、各Sendsのツマミは左に回しきった状態(0)にしておきます。
次にマスタートラックの"Cue Out"と"Master Out"を設定しますが、この時使用しているオーディオインタフェースによって選択方法を変えます。基本的にヘッドフォン出力のついている側を"Cue Out"にし、そうではない単なる出力だけの側を"Master Out"にします。これはCue Outはヘッドフォンでモニタするためですが、オーディオインタフェースによっては1/2がヘッドフォンのものもあるので注意してください。

その下にあるSendsのスイッチは上(A)を"Post"、下(B)を"Pre"にしておきます。加えてその下の"Solo/Cue"ボタンを押して"Cue"を選択しておきます。

この構成は実はフロア音と、モニタ音を両方ともヘッドフォンで聴くための工夫です。この構成でリターンAトラックのモニタ([A}ボタンの下のヘッドフォンマーク)を押すと、フロアに出ている音と同じものを聴くことができ、リターンBを聴くとプリフェーダーのmix音を聞くことができます。

続いて各オーディオトラックに3バンドイコライザーを挿入します。まず挿入するオーディオトラックを選択します。これはトラックの上あたりをクリックするだけです。この操作はオーディオ1,2トラック両方ともに行います。
Liveの左端にはブラウザがありますが、ここからデバイスを選択し、"Audio Efffects"の中から"EQ Three"探してダブルクリックします。この操作を両方のトラックに行うことでEQ Threeを両方に入れておきます。

L012.jpg

基本はこれで構成完了です。2デッキ、3バンドイコライザー付きのDJシステムができました。

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Ableton LiveでDJing その2 ~環境設定~

それではまず環境を設定しましょう。Liveを起動する前に、オーディオインタフェース、MIDIコントローラーの接続とインストールを済ませておいてください。

初めてLiveを起動すると、こんな画面が表示されるはずです。

L001.jpg

この画面はLiveでは『セッションビュー』と呼ばれるものです。Liveの詳しい機能や操作については右端のビューに表示されている「レッスン」を行ううことで、理解することができます。このレッスン、一度はやっておいて損はありません。
実際のプレイ時には邪魔になるのでレッスンは消しておきます。そうすると、こんな感じの画面になるはずです。

L002.jpg

それでは環境設定を行いましょう。[オプション]から[環境設定]を開きます。
まずオーディオインタフェースを設定します。タイプをASIOにし、接続しているインタフェースを選びます。

L003.jpg

L004.jpg

ここではAudio 2 DJを使用しているので入力はありませんから、『チャンネル設定』の『出力設定』を押します。次の画面のように基本的にすべてのチャンネルをLiveが使えるようにしておきます。

L005.jpg

普通にDJをするだけであればステレオの1&2と3&4だけ設定しておいてもかまいません。
これでオーディオの設定は終わりです。

次にMIDIの環境設定を行います。同じく環境設定からMIDI Syncを開き、接続しているMIDIコントローラーのトラックとリモートをONにしておきます。この画面では諸般の事情で"USBオーディオ"と表示されていますが、一般的にはこの部分は接続したMIDIコントローラーの名前が表示されるはずです。

L006.jpg

オーディオとMIDIの設定が完了したならば、環境設定を閉じます。
MIDIコントローラーが正しく設定できている場合、MIDIコントローラを操作するとLiveの右上のインジケーターが点滅します。
L0007.jpg

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yamadanohito

Author:yamadanohito
『やまだの人』
ニコニコ動画に「やまだ音楽」シリーズなどを上げています。
Electribeプレイヤーの端っこの方にいます。もともとはESX-1使い。音声処理用に「サンプラーあれば便利じゃ?」と購入。

気が付いたらなぜかEMX-1も家にあったんだぜ!ぐはっ。

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